働く人のキャリアに滋養を与え、育み、力強さをもたらし、躍動を創り出す。

【コラム】残念な男女協働の現実

悲しいかな、日本は男社会である。

いくら政府が男女参画協働参画事業を推進しているからと言って、

それが即、働く女性の地位向上に繋がる訳ではない。

 

大企業であっても然り。

政府の有言無言の圧力に逆らわず「承知しました!」と返答したは良いが、

さて人事である。

社内の女性社員を眺め、社歴が古く、総合職か専門職で、

そこそこ人望もあり、会社にとっても都合のいい人を探すことになる。

(ここで自動的に一般職は除外される)

 

かくして白羽の矢が立ったアラフォー世代の彼女たちは、

彼女の能力のみで評価された訳ではない人事に踊らされることになる。

 

>>こう言ってはなんだけど、誰でもいいんだよね。

>>上層部の言う事を聞いてくれて、対外対応のいい女性なら。

>>要は広告塔だよ。

>>パフォーマンス。

 

そんな話を平気で語るあたり、終わっているとしか思えないのだが、

これが多くの現実であることに変わりない。

「男衆文化」と高々に語っている地方都市なら尚更だ。

政府の統計で女性の就業率は高いのに、

起業率はワーストに入るという事実をどう受け止めるか。

女は黙っておれ。引っ込んでおれ。といった空気が残っているからだ。

 

生き方の問題だ。

 

男性にできない事を女性がやり、女性にできない事を男性が担う。

男性的視座で運べることもあり、女性的視点が必要不可欠なこともある。

 

お互いにどちらが上でも下でもない平等な立場で仕事をする。

お互いを認め合う。

たったそれだけだ。

男女協働とは実はシンプルなのだ。

 

余談だが、先日のニュースで、

政府が妊婦の受診に特別加算をするという報道があった際、

妊婦を大事に思うから、何かあってはいけないから余分に医療費を負担しろ、という

とんでもない案件を話し合う「場」に、

ただの一人も女性が加わっておらず、

若い男性議員がおらず、

年配の男性議員が眉間にシワを寄せるような、

小難しい顔をして席に座っている、

そんな「画」を見てトリハダがたった。

 

人口減少社会の危機を何だと思っているのか。

授かって生まれる新しい命のために医療費負担を無しにしよう!くらい

法案に持っていけない政治は終わっている。

生まれてくる命のための議論に女性が加わっていないなんて幻滅だ。

人口が減り続けるこの国で、男女にこだわらず助け合って行くには

男も女もないところで、男と女を認め合いつつ、

共に働く同士であれということではあるまいか。

 

子供を産む産まないには関係なく、

女としての強烈な母性を内胎している女性は、男性とは違う底力がある。

 

近しい昔、男は外で働き女は家庭を守った。

この「守り」がなければ家族は成り立たなかった。

女は家族という組織(チーム)を牽引する力をDNAに組み込まれてきたようなものだ。

ならば、この力を外へ向けることも十分に可能だ。

コミュニケーション能力に長け、物事にしなやかに対応できる性は、現代に必要不可欠なのだ。

 

くだらないメンツやプライドはいらない。

そんなものにいつまで捉われているいるつもりだ。

 

「男女協働参画推進事業」なんでしょう?

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